子供の頃は手が汚れるからと土をいじることが大嫌いでした。中学生になって庭付きの一軒家に引っ越した時も、父が柿や梅の木を植えて楽しんでいた庭には全く興味を示しませんでした。ところが結婚して団地に住み始めた頃、ある日突然ガーデニングに目覚めたのです。洗濯物や布団を干すだけの殺風景なベランダが寂しかったせいかもしれません。何となく緑が欲しいなと思うようになり、プランターと土を買いに行きました。なんの知識もありませんでしたが、とりあえず何か植えてみようと思い花の種を買いました。店には既に咲いている花の苗がたくさんあったのだけれど、なぜか種から育てるということにこだわっていました。最初にまいた種は大好きなひまわりです。ベランダなのでミニひまわり。小学生でも育てられる物だからと安易に考えていましたが、どういう訳か思うように咲いてくれませんでした。そこで今度はかすみ草、パンジー、チューリップと手当たり次第に挑戦しました。そのうち本を買って研究したり、肥料をあげてみたりするようになり、気が付くとガーデニング歴も早十年。ベランダも明るくなりました。最近は花もいいけど野菜もいいなと思うようになってきました。今我が家のベランダではパセリがフサフサしています。